講談社は6月22日、人気コミック「ドラゴン桜」に登場する英語教師のモデルとなったカリスマ英語講師による受験参考書「ドラゴン・イングリッシュ」の、iPhone用電子書籍アプリをリリースした。

　元暴走族で弁護士の主人公・桜木が、落ちこぼれ高校の生徒たちを東京大学に現役合格させるまでを描いた三田紀房によるコミック「ドラゴン桜」。ドラマ化もされた同作品には、さまざまな受験テクニックや勉強法、子育てに関するエピソードなどが盛り込まれ、話題を呼んだ。

梅雨入りのニュースから、はや10日以上。筆者は夏が大好きな分、その前に長～く続く雨降りの季節が、むかしからじれったくて仕方ない。夏休みの足音近づく今日このごろ、同じような気持ちを抱え共感してくれる子どもたちだって、きっといるはず…。

文部科学省は5月31日、教育分野での子どもスペシャルサイトとして、劇作家・平田オリザ氏監修のもと、コミュニケーション教育への理解・関心を深めるためのサイト「演劇メーカー」を公開した。

　経済協力開発機構（OECD）では、子どもたちに必要な能力の一つとして「多様な社会グループにおける人間関係形成能力」を挙げ、企業が学生を採用するに当たっても、コミュニケーション能力をもっとも重視するなど、コミュニケーション能力の育成を求める社会的要請が高まっている。こうした背景を踏まえ、文部科学省でも「コミュニケーション教育推進会議」を設置し、演劇などの芸術表現を通じたコミュニケーション能力の育成などについての議論を行っている。

県立学校の全生徒と教員にタブレット型端末を持たせる計画を進めている佐賀県。県内の一部の学校では、すでに研究授業が実施されている。県教委は「ＩＣＴ（情報通信技術）スキルを身につけない教員は佐賀県の教育スタイルに合わない」とまで言い切るが、先進的なだけに課題も多い。

佐賀県で、すべての県立学校の生徒と教員にｉＰａｄのような学習用タブレット型端末を持たせる計画が進んでいる。全国初の試みで、将来的には小中学校にも拡大、県内すべての学校で実施する考えだ。実現すれば「黒板とチョーク」「紙と鉛筆」で勉強していたこれまでの教室風景が一変する。佐賀の挑戦を紹介する。