サムスン電子製のタブレット型端末「Galaxy Tab」が日本でも正式に発表された。韓国は国を挙げてICTを利用していくためのインフラを整備し、そして実践的に活用を推進している。ブロードバンドインフラが整い、また電子政府などインターネット上のサービスが充実している。当然、インターネットの利活用が生活の中で当たり前になっている国家だからこそ、デジタル教科書の推進もすんなりと行くのだろう。

デジタル教科書の準備が進められるなか、教育用ゲーム・アプリの新市場が期待される。ゲームに熱中するメカニズムを解明し、勉学に生かす方法はないだろうか。娯楽と教育の新しい融合を模索する。

2010年に入ってからは、文部科学省が有識者を集めた懇談会を設置。教育の情報化を促進するための施策の議論を進めている。この懇談会を主催するのが、鈴木寛副大臣。自身が教員経験を持ち、教育の情報化にも長年取り組んできた経歴を持つ。文部科学省は教育をどのように変えようとしているのか、鈴木副大臣に聞いた。

ブイキューブは10月13日、タッチパネル型PCとWeb会議システムを組み合わせたオールインワン型のWeb会議専用端末「V-CUBEセンター」を発表した。11月1日に発売する。企業の会議室での用途のほか、教育機関での利用を見込んでいる。

ネットワンシステムズとEMCジャパンは10月14日、セキュアなファイルサーバ環境構築を目的に秋田県横手市教育委員会が中心となって進める同市内の全33小中学校のIT環境整備において、両社のソリューションが採用されたと発表した。新システムは、今年4月より本格運用を開始し、教育関連データをより効率よく安全に管理すると同時に、運用管理コストの削減を実現したとしている。