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指導先生 学校の授業にてICTを活用し、21世紀型スキルを育むような 先駆的授業をされている先生方の事例をご紹介します。

使う・・・①タブレットのグループ活用

都道府県 大分県
学校名 大分市立大在中学校
先生氏名 望月陽一郎
教科 理科
学年 中学1年 、 中学2年 、 中学3年 、 中学校

活用したICT技術

タブレットPC 、 プロジェクター 、 大型ディスプレイ 、 タブレットPC用アプリ

授業活動の概要

新しく導入された学習者用タブレット(指導者用を含めて学校に10 台の導入)を使
って、グループでの活用を試みています。1班に1台配布(9班)し、実験の記録
をアプリ「ロイロノート」を使って行わせました。班の中でどのように記録すれば
よいか考えさせ、話し合わせながら実験を「記録」させていきます。
実験後に「記録」を見合うことで、自分たちの実験と他の班を「比較しながら振り
返る」ことができようになりました。
・使用教材 ・・・アプリ「ロイロノート」(iPad)(アクセスガイド設定)

期待できる効果/ICT活用のねらい

・あらかじめiPad にインストール済みアプリしか使えない(許可されていない)た
め、「どのアプリをどの場面で使うか」がスタートとなりました。
・他のアプリにもさわってみたいという子どもたちの興味を、実験への集中に向か
わせるために、iOS の機能「アクセスガイド」で「ロイロノート」以外を使わない
ように設定しました。子どもたちは集中して取り組むことができました。
・中にはハードに対して「苦手」と感じる子どももいます。「iPad 係」を決めること
によってスムーズな活動ができるようになりました。1人1台配布の前にグルー
プ活用することは、この面からも有効です。

評価/振り返り

・今年度学校に 10 台導入されたばかりで、子どもたちは興味が先行しています。
・アクセスガイドを設定して他のアプリを使えないことに不満をもらしていました
が、実際に使い始めてみると、「どのように記録すればよいのか」「他の班が記録
したのも見られるの?」など、記録に専念していく様子が見られました。
・普段の実験ではなかなかできない「実験の記録の共有」ができたため、実験への
興味関心が高まり、「次はいつ使うの?」というようになりました。
・ICT の活用例のひとつとして「iPad 通信」に載せ、先生方に配布し啓発を続けて
います。

その他の関連情報

・慣れ→活用につなげていくため、まだ今後の取り組みが必要なところです。
・見る②の活用と並行ができない(10 台しかないため)のが困っているところです。

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