▲

指導先生 学校の授業にてICTを活用し、21世紀型スキルを育むような 先駆的授業をされている先生方の事例をご紹介します。

液晶タブレットを用いた児童卓上板書システムの開発と研究

都道府県 兵庫県
学校名 兵庫県朝来市立山口小学校
先生氏名 國眼厚志
教科 国語 、 算数/数学 、 理科 、 道徳
学年 小学3年

活用したICT技術

パソコン 、 タブレットPC 、 実物投影機(書画カメラ)

授業活動の概要

算数で筆算の授業の発表の際、児童は黒板まで行き、式を書き、それを答えてから「説明してもいいですか」と尋ね、決められたアルゴリズムに従って解いていく。
これはどこの学級でも見られる発表の形態であり、児童の発表力、説明力をつけるのに適した方法とされている。しかし、黒板にチョークで筆算を書くのは時間がかかり大変見にくい。また、枠を書くわけにもいかず、大切な位取りがしにくい状況である。教師が枠を書いてもいいがすぐに消さなければならず、この発表形式を採ると前に出て説明する子の数が限られる。
そこで液晶タブレットをパソコンに接続し、プレゼンテーションソフト、手書きソフトを導入することであらかじめ枠を準備し、黒板まで行かなくても、短時間でアルゴリズムを唱えながら発表がさせられる。この液晶タブレットは2台3台と同期して連結させることができるため、教室に複数配置し次の子をスタンバイさせることも可能である。
さらに、プレゼンテーションソフトを用いなくても児童に渡すプリントを USB 接続の書画カメラで撮影することにより、簡単に出力でき、より多くの児童に発表力をつけさせせることができる。

期待できる効果/ICT活用のねらい

時間短縮効果(黒板まで行かなくてもいい、消す必要が無い、書き込みながら発表できる) 
発表力増強効果(テレビのクイズ番組みたいに発表でき、意欲は増す、書きながら発表することで教師のような発表形態が活用できる) 
準備負担軽減効果(プレゼンテーションソフトを用いなくても児童に配るプリントを映してそこに手書きソフトで書き込むことができる) 
児童積極的活用効果(学習係の子が自分で宿題の答え合わせを進めることができる) 
視認向上効果(答えを言うだけで無く、書き込むことで聞くだけで無く可視化できる)
説明力向上効果(線分図やテープ図、面積図を書きながら説明できるので説明力が向上する) 

評価/振り返り

・他教室からは一度は使ってみたいとうらやむ声が聞こえる。
・液晶タブレットは最も簡単に使える入力機器であり、コンピュータが苦手な職員でもすぐに使うことができる。
・発表の回数が多くなり、アルゴリズムが定着できる。
・繰り上がりやかけ算の補助数字などを間違わないように書かせる指導に大変役立つ。教師の準備時間が劇的に減少する(その分児童の指導に振り分けられる)
・液晶タブレットが1台しか無くてもそれなりに活用でき、2台、3台と増えても活用効果は十分ある。
・国語の重要箇所線引き、社会の発表、理科の実験の説明など他教科の活用も容易である。
・児童、保護者とも評判は良く、理解が高まったとの評価がある。

その他の関連情報

先導先生の一覧へ戻る

ページトップへ戻る

COPYRIGHT 2011. Digital Textbook and Teaching all rights reserved.