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指導先生 学校の授業にてICTを活用し、21世紀型スキルを育むような 先駆的授業をされている先生方の事例をご紹介します。

リモート顕微鏡を使った気孔の数調べ

都道府県 京都府
学校名 京都市立桃陽総合支援学校
先生氏名 大杉仁彦
教科 理科
学年 中学1年

活用したICT技術

タブレットPC 、 大型ディスプレイ 、 テレビ会議 、 音響機器/映像機器 、 その他

授業活動の概要

目的:・リモート顕微鏡を使って,気孔を観察し気孔の数を調べる。

   ・表と裏の気孔の数について,葉の様子との関係を考える。

実施時期:平成25年2月15日(金) 5限

教科目:理科

単元名:植物の体のつくりと働き
対象学年:中学1年生

参加人数:8名(本校7名,分教室1名)

ICTの使用局面

・教師の説明時:テレビ会議システム

・気孔観察時:リモート顕微鏡

・グループ話し合い時:テレビ会議システム

・結果発表時:テレビ会議システム

期待できる効果/ICT活用のねらい

〈ICT活用のねらい〉

病院の特性上「生物教材に触れることができない」生徒が,分教室からリモート顕微鏡を操作し,観察実験を行う。

テレビ会議システムを活用し,本校と分教室の生徒がグループ活動(討議)を行う。

〈効果〉

リモート顕微鏡を活用することにより,従来出来なかった生物教材を使った観察実験をすることができ,授業に対するモチベーションが高まった。

普段,分教室の生徒は1名で学習している。テレビ会議システムを活用することにより,グループ活動をすることができた。複数の子と学習し,また討議をすることによって,協働的な学習を実現することができた。

評価/振り返り

〈評価〉

・テレビ会議システムを使って,グループ討議ができる。

・葉のつき方と気孔の数についての関連性を見出すことができる。

・協力して実験を行う。

〈活動の様子〉

・リモート顕微鏡ではあったが,実際の顕微鏡を操作しているような臨場感を持って観察に取り組んでいた。

・いつもは1対1で授業をしていた生徒が,テレビ会議を通して本校の生徒に積極的に働きかけ,グループの話合いのチーフとなって進める姿が見られた。

その他の関連情報

文部科学省「学びのイノベーション事業」,総務省「フューチャースクール推進事業」

http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/toyo-y/future_school/index.html

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