2016年07月25日開催
DiTTシンポジウム「デジタル教科書の位置づけはどうなる?~2020年導入実現に向けて」
■日時:2016年7月25日(月)13:30~15:00 (13:10~受付開始)
■会場:慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール
http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
■パネルディスカッション(予定):*敬称略
新井健一 株式会社ベネッセホールディングス ベネッセ教育総合研究所 理事長
片岡靖 DiTT参与、一般社団法人日本教育情報化振興会
黒川弘一 光村図書出版株式会社 専務取締役 ICT事業本部長
堀田龍也 東北大学大学院情報科学研究科教授
御厩祐司 総務省 情報流通行政局情報通信利用促進課課長
中村伊知哉 DiTT専務理事、慶應義塾大学メディアデザイン研究科教授
石戸奈々子 DiTT事務局長、NPO法人CANVAS理事長
【詳細レポート】
石戸)
これより、デジタル教科書教材協議会シンポジウム「デジタル教科書の位置づけはどうなる?2020年導入実現に向けて」を開催いたします。
私、司会を務めさせていただきます、デジタル教科書教材協議会の石戸と申します。よろしくお願い致します。
それでは、早速本日のパネリストをご紹介させていただきます。
向かって右側から、東北大学大学院情報科学研究科教授の堀田龍也さま、総務省情報流通行政局情報通信利用促進課課長の御厩祐司さま、DiTT参与、一般社団法人日本教育情報化振興会の片岡靖さま、光村図書出版株式会社専務取締役ICT事業本部長の黒川弘一さま、株式会社ベネッセホールディングスベネッセ教育総合研究所理事長の新井健一さま、DiTT専務理事、慶應義塾大学メディアデザイン研究科教授の中村伊知哉です。以上のパネリストをお迎え致しまして、本日のシンポジウムを進めてまいりたいと思います。
それでは、まず、堀田先生に文部科学省「『デジタル教科書』の位置付けに関する検討会議」の中間報告について、お話いただきます。それでは堀田先生よろしくお願いします。
堀田先生)
こんにちは。東北大学の堀田です。
私は、文部科学省の複数の委員会でお手伝いさせていただいておりますが、本日は「『デジタル教科書』の位置付けに関する検討会議」の座長という立場でこの検討会議の中間報告を解説させていただきたいと思います。この検討会議は位置づけを検討する会議であって、デジタル教科書をやるやらないという話ではなく、今後デジタル教科書の実現に向かうにあたり、法改正も含めてどんな課題があるか、その課題を整理する会議であります。
まず、小学校の授業の写真をお見せしますが、
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