2010年08月19日開催
第1回 DiTT勉強会のご報告-陰山英男氏-
2010年8月19日、東京・全国町村会館にて、第1回 デジタル教科書教材協議会勉強会を開催いたしました。第1回目は、DiTTの発起人の一人でもある陰山英男氏(立命館大学教育開発推進機構教授)にご登壇頂きました。
約130名もの幹事・会員企業の方にお越し頂き、約1時間半に及ぶ勉強会の中で、「日本の教育の未来とデジタル化-グローバル時代、日本の教育復活の最後のチャンス-」についてお話頂きました。以下は、発言要旨となります。
▲(左)ご講演する陰山氏 (右)会場内の様子
-陰山英男氏 ご講演要旨-
PISAのデータから見ても、日本の教育が置かれている現状は悲惨である。海外における教育の現状と比較しても、日本のグローバル化やデジタル化の遅れは致命的だ。
デジタル教科書教材の開発・普及こそが、そんな日本の学校教育を改革する最後のチャンスだろう。そのためには、全く新しい教育のあり方を示さなくてはならない。そして、その成果を短期間で出せるかどうかが、このプロジェクトの成功の鍵となるだろう。