2011年11月22日開催
第16回 DiTT勉強会のご報告-田原総一朗氏・桜井仁氏-
2011年11月22日、山王健保会館2階会議室にて、第16回デジタル教科書教材協議会勉強会を開催いたしました。第16回目は田原 総一朗氏(ジャーナリスト)と桜井 仁氏(数研出版株式会社 取締役編集局次長)にご登壇頂きました。田原 総一朗氏には「デジタル教育について」というテーマで、桜井 仁氏には「高等学校におけるデジタル教科書・教材の現状~デジタル教科書を活用した英語の授業風景」というテーマでお話を頂きました。
以下は、発言要旨となります。
-田原 総一朗氏 ご講演要旨-
講演内容につきましては、情報公開ポリシーに基づきまして非公開とさせていただきます。
-桜井 仁氏 ご講演要旨-
数研出版では、高等学校の参考書・問題集を発行しており、近年はデジタル教材の開発にも積極的に取組んでいる。高等学校では、子どもたちのスキルにばらつきが出てくるため、多様化する生徒にどう対応するかを考え、教材をデジタル化してデーターベース化した。その延長線上に、現在のデジタル教科書がある。高等学校におけるデジタル教科書の現状としては、語学系の英語、国語を中心に一部で使用されているが、なかなか全教科への広がりは難しいところである。
・・・電子黒板を使用しての英語の模擬授業開始・・・
<会場では、実際に英語の教科書を使用しながら、電子黒板で説明、質疑応答を繰り返しながら、模擬授業をしていただきました。>
現状では、紙・デジタルそれぞれに良さがあり、発達段階による違いや教科の特性もあるため、二者択一ではなく、それぞれの特性に合わせた使い方をしていくことが大事であると考えている。