【DiTT インタビュー】「東大サマーキャンプ2010」参加者・保護者
2010年09月04日公開8/5~8/7までの3日間、「東大サマーキャンプ2010クレイアニメ講座」が東京大学本郷キャンパス内、情報学環・福武ホールで行われました。
<アンケート結果>
【子ども】 回答:3年生~6年生の23人
■ PCを使うのは楽しいですか?
とても楽しい 17人、楽しい 2人、ふつう 3人、あまり楽しくない 1人、楽しくない 0人
■ 理由
(とても楽しい・楽しい)
・いろいろな操作ができて便利だから。
・絵を描けるから。
・物を楽しく動かせるから。
(ふつう・あまり楽しくない)
・少しむずかしい
■ デジタル教科書があったら、何を勉強したいですか?
・理科、生き物、科学、歴史、音楽、算数、実験、言葉や難しい漢字、機械の中身、地理・外国
【保護者の方】回答:13人
■ お子様がPCを使うことについてどう思いますか?
良い 12人、良くない 0人、その他 1人
■ 理由
(良い)
・関心事について、自律的な学習ができるようになる。
・学校でルールとともに学んでいるから。
・アナログからデジタルへと、視野を広げて国際舞台で活躍してほしい。
・多くの情報を収集することができる。
(その他)
・いろいろ興味を持って使うのは良いが、ゲーム等バーチャルな世界に浸ってしまう傾向も。
■ デジタル教科書の配布についてどう思いますか?
・大人になって正しく情報端末を使うために必要。
・いろいろ機能が使えて便利になって良い。
・自分のペースで勉強できて良い。
・視野が広まって良い。
・字を書く力が低下するのではないか。
・教育は「内容」とともに「学ぶ姿勢」も大切。デジタルではその点どうなのか。
■ 未来の教育に望むことは何ですか?
・自分で考え、自分で問題を解決していく能力を育てる。
・情報過多な時代における、取捨選択の能力を身につけさせる。
・多くの体験。
・人間性を育むこと。
・学力向上、体力向上。
以上見てきましたように、きっかけとサポートさえあれば、小学生でも楽しみながらアニメを自作することができます。今後も、将来を担う子どもたちにふさわしい教材を考える上で、デジタル技術が果たす役割や抱える課題について、関係者の皆さまとともに考えてまいりたいと思います。
(文)DiTT インタビューチーム