初めての社会見学 動物園のルートはデジタルで決める
都道府県 | 北海道 | ||
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学校名 | 北海道石狩市立紅南小学校 | ||
先生氏名 | 加藤悦雄 | ||
教科 | 社会/生活 | ||
学年 | 小学1年 |
実施時期
活用したICT技術
授業活動の概要
①小学校に入って初めて、社会見学に行く動物園の見学コースをグループ(4人)単位で考えることを告げる。
②あらかじめ用意しておいた動物園の様々な動物舎の写真(10枚程度)を子どもたちに自由に見させる。(1人1台端末を共有ソフトで閲覧)
③一人ひとりが見たいところを決めて、グループで話し合い、コースを決定し、タブレットPCに書き込み。(個別学習→協働学習)
④それぞれのグループが立てたコースのアピールポイントを考えさせる。
⑤グループごとに、電子黒板に転送し発表。他のグループのコースの良いところ、?なところを出し合う。
⑥教師がそれぞれが立てたコースの問題点を指摘し、再検討させる。
⑦当日のコースの確認をし、安全・迷惑行為・困ったときの対処法を電子黒板に投影した地図で確認する。
期待できる効果/ICT活用のねらい
・1年生は、見たままの情報しか受け取れない、例えば、動物園のパンフレットを白黒印刷した「見学のしおり」にある地図から、自分たちの見学コースを点と点を結ぶようにルートを見つけることができるが、そのルートどおりに通れるのか通れないのかまで見極めることは2次元的には不可能な場合が多い。
そこで、それぞれの地図が、カラー表示され(場合によっては3D表示も可能)、拡大縮小が容易にできるタブレットパソコンの画面を使うことで、立ち入り禁止区域や行き止まりなどに気づかせ、いちばん最適なルートを見つけさせたい。
・地図上にある、様々な施設(迷子センター、水飲み場、トイレなど)を見つけさせ、どういうときにその施設を利用したらよいのかを考えさせる。また、その際にどのようなマナーや話し方が良いのかをタブレットPCの動画撮影機能を使って、シュミレーションさせる。評価/振り返り
<児童から>
・ 色つきの地図で見ると、通れない道や行き止まりのところがよく分かった。(印刷物では確認できなかった)
・ 大きな地図で確認できて、他のグループがどの道を通るのかよく分かった。
・ トイレや水飲み場の場所がわかって良かった。(印刷物では判読不能)
<教師から>
・ 学級全体に指導が徹底する。
印刷物では、細かなところが判読不能になるが、デジタル画面にすると実にきれいに出るのでよい。