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指導先生 学校の授業にてICTを活用し、21世紀型スキルを育むような 先駆的授業をされている先生方の事例をご紹介します。

高城紹介ポスターをつくろう

都道府県 宮崎県
学校名 宮崎市立国富小学校
先生氏名 水野宗市
教科 総合学習
学年 小学4年

活用したICT技術

パソコン 、 デジタルカメラ

授業活動の概要

  本活動は,高城地区を知らない人たちに「高城地区のよさ」を伝

 えるポスターを作成していく過程で,ふるさとである「高城地区」

 について振り返り,様々な手段で情報を集め,それをもとにICT

 を適切に活用しながら,ポスター形式で自分なりに工夫し構成して

 まとめるといった活動を通して情報活用の実践力と表現する力を培

 うことをねらいとして設定した。

  ポスターとは,自分が伝えたい内容を選定し,画像と短い文章で

 効果的に表現することが大事である。ポスターに活用する文章は,

 長い文章ではなく短い言葉で「伝えたいこと」を表現する事が大事で

 ある。その点を導入段階できちんと整理し,学習を展開する。

  本活動では,前単元「高城写真集をつくろう」で行った内容も取り

 入れる。今回は,前回と違い1枚の写真だけでなく,他の内容も取

 り入れながら「ポスター形式」で発表するという,別な表現方法でま

 とめることにする。そういった活動より,様々な表現方法をその効

 果の違いに気づけるようにする。また,前単元で行ったキャッチコ

 ピーの学習も活用しながら,自分が伝えたいことを言葉や文で相手

 にわかりやすく効果的に伝えるようにする。さらに,パソコンでま

 とめることにより,拡大コピーをしたり何枚も印刷したりして,活

 用することができることを知らせる。

  このような学習を行うことによって,情報手段を適切に活用する

 力を育成し,自分なりの表現する力を養っていくことができ,本校

 の目指す「自分の思いを情報手段を効果的に活用して分かりやすく

 表現する児童」の育成につながると考える。また,発信する情報に

 責任を持っていくような指導も加えていくようにし,情報発信の大

 切さと同時に情報モラルについても指導していく。

期待できる効果/ICT活用のねらい

【パソコン】

 ○ 構成を考えながら,画像を貼り付けることができるようになる。

  ・ 画像を貼り付け,回転したり,拡大・縮小したりすることが

   できるようになる。

 ○ 文字入力ができるようになる。

  ・ キーボードから行うことができる。

  ・ キーボードが難しい児童はソフトキーボードを活用する。

 ○ 文字の大きさ・形・色の工夫をするようになる。

   ・ タイトル文字を活用し,様々な表現方法を知る。

 【デジタルカメラ】

 ○ デジタルカメラを活用して,撮影することができるようになる。

  ・ イメージした通りの写真を撮影することができる。

  ・ 表したいものが中心にくるように撮影することができる。

  ・ 全体の暗さを考えながら撮影することができる。

 【情報モラル】

 ○ ポスターに使われている写真には「著作権」があることを知る。

  ・ 自分が撮った写真を使うことが大事であることと著作権につ

   いて知る。

評価/振り返り

 ○ 参観日で保護者に提示をして,どのポスターがよいかを選定し

  たり,校内の先生方に感想を伺ったりして自分達が作成したポス

  ターを評価してもらった。付箋に感想を書いてもらい,どの点が

  よくて、どの点が十分でなかったかを確認した。

   自分達が作成した作品に対しては,各グループ(2人組)満足

  していた。

   また,短い文章で表現することの難しさを体感することができ

  た。表現するためには様々な言葉(語彙)を知ることが必要であ

  ることを感じていた。

その他の関連情報

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