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指導先生 学校の授業にてICTを活用し、21世紀型スキルを育むような 先駆的授業をされている先生方の事例をご紹介します。

電子投票端末装置を活用した授業時間内評価システムの研究

都道府県 兵庫県
学校名 朝来市立山口小学校
先生氏名 國眼厚志
教科 算数/数学 、 理科 、 社会/生活
学年 小学1年 、 小学2年 、 小学3年 、 小学4年 、 小学5年 、 小学6年 、 小学校

活用したICT技術

パソコン 、 その他

授業活動の概要

児童1人ひとりに電子投票端末装置を渡し、授業中に10問程度のアチーブメントテストを行う。このシステムの特長は5つ程度の選択肢を選んで解答したら瞬時に答えがわかるのことと、同時に全体の何%がどの選択肢を選んでいるかがグラフとなって示されることである。また各児童がどの程度の解答率であるかもテスト終了後パソコンに記録されるため、その結果をもとに次の授業が組み立てられることである。従前から行っている形成テストだと、テスト-採点-反省-授業へのフィードバック…と言う過程を経なければならないが、この投票端末装置を用いると授業の中で組み立てを変更したり、復習を強化するなど臨機応変に対応ができる。

 現状では算数で多く活用している。つまずきやすい問題を用意し、15秒程度で1問を答えさせる。子どもの苦手な操作や計算を教師は簡単に知ることができ、短時間で対処することができる。

期待できる効果/ICT活用のねらい

・1人に1台ずつ端末装置を持つので自分で考え、自分の意見を出すことができる。挙手に比べ「誰が何と答えているか」は他児童にはわからないため、意思表示を容易に行える。

・短時間で授業内容のアチーブメントテストと解答が可能なため1年間の統計を取り、教師自身の授業反省ができる。

・算数に限らず使え、用語や記号のテストに対応できる。

・2人で1台の端末を与えることで2人で隣接バズ学習を行い、学び合いが行える。

評価/振り返り

・1台ずつの装置が与えられることで児童のやる気が表情からうかがえる。

・選択肢がLEDでカラー表示され、問題に参加している意識が強く見られる。

・「今日は投票しないのですか」とせがむくらいアチーブメントテストが楽しいようである。

・即解答が出るのと、円グラフで自分がどの位置にいるのかがわかり、やる気につながっている。

その他の関連情報

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