念頭操作を促すデジタルコンテンツの開発と活用
都道府県 | 東京都 | ||
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学校名 | 大田区立東調布第一小学校 | ||
先生氏名 | 鍋谷正尉 | ||
教科 | 算数/数学 | ||
学年 | 小学4年 |
活用したICT技術
デジタル教材 、 電子黒板 、 大型ディスプレイ
授業活動の概要
・ 実施時期 平成24年2月
・ 対象 第4学年2組39名
・ ICTの使用局面
(1) 課題把握の場
児童が課題を的確に把握する場として、デジタルコンテンツを用意した。念頭操作が苦手な児童にも、活動のイメージがしっかりと伝わり、ハンズオンから念頭操作に徐々に移行していけるように配慮した。
(2)思考の確認の場
児童には電子黒板と同様の紙ベースの教材を渡した。しかし、この教材だけでは結果を確認することができない。そこで、結果が確認できる電子黒板上のデジタルコンテンツを用意した。期待できる効果/ICT活用のねらい
この授業では、児童が念頭操作により導き出した、自分なりの考えの妥当性を確かめられる環境づくりを目指した。児童には紙ベースの教材を渡したが、その教材による確認から、念頭操作を促していく過程の先に、電子黒板上で確認・共有するという学習環境を設定し、念頭操作と確認・共有の必然性を高められればと考えた。
評価/振り返り
(参観者から)
・ 課題把握がスムーズにできていた。
・ ハンズオンで確認できる状況から、徐々に念頭操作へ移行させる過程が印象的だった。電子黒板上での確認では、児童から満足そうな声が聞かれた。
・ アナログ教材とデジタル教材の特徴が、それぞれ活かされていた。
(児童から)
・ もっと大きい数でも確かめてみたい。
・ 実際に裏返してみると、想像と全然違うことがあって悔しかった。
想像と正解が合うと、とてもうれしかった。その他の関連情報
事例紹介のWEB(この中の一部として紹介)
http://www.plus-vision.com/jp/product/upic/case/case-chofu-math.html事例紹介のビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=DCrJFFRo9ks&feature=youtu.be