学校行事におけるICT機器の活用 iPad、AVミキサーを活用した卒業式
都道府県 | 茨城県 | ||
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学校名 | 古河市立古河第五小学校 | ||
先生氏名 | 平井聡一郎 | ||
教科 | 行事(卒業式) | ||
学年 | 小学6年 |
活用したICT技術
パソコン 、 タブレットPC 、 音響機器/映像機器 、 タブレットPC用アプリ
授業活動の概要
フロア上での対面式の卒業式において,AVミキサー(画像入力4系統,音声入力4系統)を用い,式の進行状況をステージ上の短焦点プロジェクターで投影する。進行状況は,3台のデジタルビデオカメラで撮影し,AVミキサーで投影する画像を場面に応じて切り替えて投影した。また,BGMはすべて1台のiPadに保存させた音楽を再生した。式次第もノートパソコンからのパワーポイントの画像で投影させた。
ステージ上の映像と,音声,音楽はAVミキサーから一括して出力され,記録データとして,DVDに保存した。
式の最後には,卒業児童一人一人がClipCMで作成した自分の思い出,抱負をステージ上で一人一人プレゼンし,式を締めくくった。期待できる効果/ICT活用のねらい
AVミキサーを活用したことで,卒業式の様子を参観者にはっきりと見ていただくと共に,本校のICT活用の実態の理解につながった。特にiPadを使いこなす児童の姿は,保護者の学校教育への理解,在校児童一人一人の意欲の喚起につながったと考える。
また,ICT機器の活用は,職員の負担軽減にもつながった。AVブースの人員は二人で十分であり,慣れてくれば一人でも可能であることがわかった。また,必要な機器もAVミキサー1台で,音響,映像を制御できることで,映像を多彩に使った演出を手軽に,負担無くできることがわかった。
学校行事でのICT機器の活用は,職員のICT機器の活用スキルの向上につながると共に,今後,児童に役割を分担させることで,児童のスキル向上にもつながると考えられる。
今後,出力したデータを,ネット上で配信することで,学校行事の当日に参加できない保護者にリアルタイムで視聴させる。(平成25年度運動会より実施予定)評価/振り返り
6年生の保護者から,多くの感謝の声が寄せられた。