モデル映像を使って伝える力をパワーアップ!~2年国語「あったらいいな、こんなもの」発表会~
都道府県 | 石川県 | ||
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学校名 | 金沢市立緑小学校 | ||
先生氏名 | 海道朋美 | ||
教科 | 国語 | ||
学年 | 小学2年 |
活用したICT技術
授業活動の概要
[単元名] あったらいいな、こんなもの発表会
[教材名] 「あったらいいな、こんなもの」(光村図書上)
[学 年] 2年生(32名)
[ねらい]
・伝えたいことを、相手のことを考えて、工夫して伝えようとする。
・絵と言葉を工夫して、わかりやすく説明することができる。
[単元構成]
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学 習 活 動 |
一次(1) |
【学習のめあてと見通しをつかむ】 <あったらいいな、こんなもの発表会をひらこう!> 学習計画 ①あったらいいなと思うものを考える ② 発表の準備をしよう(文と絵を書いて練習しよう) ③ 発表会、本番!と学習のふりかえり |
二次(2) |
【あったらいいなと思うものを考えよう】 1「ドラえもんの道具」からお気に入りを発表する。 2 とっておきの「あったらいいな、こんなもの」を考えよう。 ・ 名前、できること、形や色、つかい方、あったらいいと思ったわけなど。 ☆質問モデル映像を視聴し、お互いの構想を深める良い質問の仕方(具体例)を知る。 |
三次(6) |
【発表の準備をしよう(文と絵をかいて練習しよう)】 1 文を書こう。 ☆教科書例文のよさと出会う。→自分の文を書く。 2 絵を描こう。 3 発表練習、改善する。☆発表モデル動画を視聴し、よさを確認する。(評価観点の共有) ☆友だちとの相互評価の中で、発表の改善をする。 |
四次(1) |
【発表会本番!と学習のふりかえり】 ・伝えたいことを伝えるための観点をふりかえる。 ・自分や友だちの成長をふりかえる。 |
期待できる効果/ICT活用のねらい
わかりやすく伝える力を育むために、ニ次の構想を考える場面で、
①質問モデル映像を視聴し、お互いの構想が深まる良い質問の仕方(具体例)を知る。
→形や大きさなどの質問以外にも、「例えば?」を使って「できること」、「どうして?」を使ってほしい「理由」などを明確化できることをつかむ。視聴後のグループ対話で、お互いの構想を具体的に深めることができた。
* 質問モデル映像は、デジタル教科書のものを活用する。
課題をつかむ。
映像から考える。
グループで質問し合う。
まとめる。 |
<質問し合って、くわしく説明できるようになろう> ○ どんな質問をしているかな? ・形、あったらいいと思うわけ。 ・「何ができますか?」できることも聞いている。 ・こんな聞き方をすればいいんだね。 ○ 他にはどんな質問が考えられるかな? ・大きさや色も聞きたいな。 ・使い方も知りたいな。「どうやって使うの?」 ・できることを聞く時「たとえば?」も使えるよ。 ○ グループで質問しあって、説明名人にしてあげよう。 ・「例えば?」こんな時に使えます。他にも・・・。 ・「使い方は?」考えてなかった。もっと考えよう。
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・質問モデル映像を視聴することで、質問によって道具がくわしく伝わってくる実感と、具体的な質問の仕方を知る。
○考えた質問を使ってお互いの道具についてよりくわしく構想を考えられるようにする。 |
わかりやすく伝える力を育むために、三次の発表練習場面で、
②発表モデル動画を視聴し、良いところをつかむ。(評価観点の共有)
→「わかりやすく伝えるためのポイント」(観点)として、「話すはやさ」「声はっきり」「見せ方」の3つを相互評価の評価観点として共有し、その後の発表練習で改善し合うことができた。
*発表モデル動画は、デジタル教科書のものや教師が撮影したものを活用する。
課題つかむ
伝え方を見つける
ペア練習
まとめる |
<わかりやすく伝えるためには?> ○ AとBの発表を比べよう。どちらがわかりやすい? ・Bが上手だよ。わかりやすい! 理由は、 A Bは、 声が小さい 声大きく、はっきり。 速い。 聞きやすい速さ 顔を隠している 聞く人を見ている。
○見つけたポイントに気をつけて発表練習をしよう。 ・はっきり聞こえたよ。 ・もう少しゆっくり話してね。 ・聞く人を見ようとがんばったね。
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・発表モデル映像2本(Aわかりにくい、Bわかりやすい)を視聴させる。 ・ABを比較させることでわかりやすさの観点を明らかにする。
・見つけたポイントを相互評価の観点として練習させる。 |
③発表練習を撮影して、大型TVでモニタリングし、発表を改善する。
→伝えたつもりがよく伝わっていなかったことに気づいたり、わかりやすさとわかりにくさを実感できたり する機会となった。
*撮影はデジタルカメラで簡単に行う。