デジタル教科書教材の普及に向けた日本の取り組みについて、デジタル教科書教材協議会 副会長、立命館大学教育開発推進機構教授 陰山 英男より、みなさまへのメッセージです。
以下、メッセージ全文です。
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Webページをご覧の皆さん、陰山です。
いま世界の教育は大きく変わろうとしています。そしてその基軸となっているのが教科書や教材のデジタル化です。私は近年世界の国々の教育者達と語り合ってきましたが、日本の教育が大きく遅れてきていることを感じていました。そして、ここにいたって教育のデジタル化ということは世界の国々の関心の的になってきているのですが、これは裏を返せば、日本が逆転できる最後のチャンスを迎えているのだろうと思います。
いままで、日本の培ってきた教育方法であるとか、そして民間レベルで培われてきた様々なICTのテクノロジー、これらをドッキングすることによって世界に冠たる新しいデジタル教育システムというモノを作ることが可能であろうと思っています。しかし、多くの国々はそのスピードを挙げてきています。そこにきて日本も負けるわけにはいきません。
私は多くの方々のご協力・ご尽力を得ながら、日本の教育を最先端のデジタルシステムに変えることを考えながら、それを実現するために頑張っていきたいと思っています。どうかみなさんもこの運動におおきな力をお与えくださいますよう、よろしくお願いします。
